
考え方次第で好転への道が広がる
コロナ発生した2020年から3年。当時は世界中が混乱と不安に包まれていて、感染者数・死者数の急増や緊急事態宣言など、日常生活は大きく制約されていました。自由な行動や人々との交流がなくなったことで孤独を感じる人も多くいて、将来への不安などのネガティブな感情が広がっていたように思います。
もちろんこの悲しみは忘れられるものではないし、ご不幸があった方々の気持ちは理解しています。その上で、このようなネガティブな出来事も考え方次第で好転できると僕は思っています。
コロナ禍で自宅に閉じ込められる期間が続く中、「家ばかりは退屈だ」、「早くコロナ終わってほしい」、と考える方が多かったのではないでしょうか。「コロナが明けた時の仕事や学校生活、私生活を充実させるための自分磨きの時間」と考えれば、退屈もなくなってむしろ時間がない...と考えるようになると思いませんか?
当時大学2年生だった僕は、コロナ前まで学校生活やサークル、飲み会を楽しむ普通の大学生でした。情報系の学部に所属していましたが、できることは何一つなくて、数学とか物理とか毎度頭の上に❓が浮かんでるし、英語もからっきしだし、簡単なプログラミングはできたけどこんなブログを立ち上げたり自分のサイトやサービスをつくるなんて考えてもみませんでした。もちろん周りの人はできる人ばかりなので、「やらなきゃなあ」という危機感だけはありました。
そんな中でのコロナ発生。自宅監禁で戸惑いや不安、怒りなどもあった中で、勉強を始めたんです(勉強するなんて今でも信じられませんが)。
最初は機械学習・深層学習の本を読んでました。Pythonプログラミングは軽くできるけど、機械学習ってなんぞや?って感じでしたが、オライリーの"ゼロから作るDeep Learning"を読んだら全てを理解できました。自然言語処理について書かれた自然言語処理編も読んで、全てを理解できた(気になりました)。おすすめです。
また、プログラミングをできるだけではなくてサイトなどを作成できるようになりたい、プログラミングを用いて使ってもらえるサービスを作りたい、経験したいという思いから、IT企業へのエンジニアインターンにも挑戦しました。計2年半に及ぶ開発現場での経験で、技術力が向上して自信がついただけでなく、世の中を多方面からリサーチして本当に必要なものを考える力がつきましたし、社会人を体験できたことで今後の自分のキャリアなどについても考えることができて、本当にかけがえのない経験でした。そんなインターン戦記はまた別でまとめます。
他にもWebサービスを個人開発したりDMM英会話に挑戦してみたり、暇な時間を自分磨きの時間にしていました。この経験は確実に今の自分に生きていて、現在機械学習・深層学習をメインに使う研究をしていたり、就活用に自分のポートフォリオを作成したりできています。(英語はもうちょっと頑張りますw)
コロナは多くの犠牲を出しました。亡くなった方だけでなく、人々の仕事も、時間も。その痛みや悲しみは決して忘れられるものではありません。しかしコロナから3年経った今、その経験を糧にして自分自身の成長や、はたまた社会の変革にも繋げることができると思います。どんな困難な状況に立たされても、考え方や意識次第でいくらでも好転できる可能性があります。どうかそんなポジティブ精神を持つ人が増えますように

